SSB送信機のSSBトランシーバ化(その2)2019年03月12日

現物は物置で写真のような状態だった。いくつかのツマミは他の機器に使用中のため外されている。中はそのままだが湿気で接点類が酸化して復活は難しいだろう。全体的に部品類は劣化しているだろうが、特に厄介なのがメカニカルフィルタの劣化。中の振動子を支えているウレタンが経時劣化して振動子の機械振動を阻害してしまう。これまでに国際電気のK型という丸いタイプの函を切って中のウレタンを全部取って復活させたことがある。これは国際電気のZ型という細長い小さなもので同様にして復活できるはず。このトランシーバ化により、受信周波数=送信周波数が実現できて、VFOの周波数キャリブレーション不要な快適さを初めて味わえた。今では当たり前のことではあるが少なくとも当時の自分にとっては画期的だった。これで沢山の海外との交信が楽しめた思い出がある。

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