古い腕時計を再び使う2023年11月06日

仕事をリタイヤして以降は腕時計も使わなくなった。時間はスマホがあればわかると考えていたが、スマホを持ち歩かないことも多いし、時間を見るのにいちいち取り出すのも不便だ。それに仕事はしていなくても時間を知りたいことは結構ある。そこで30年以上前に購入して10年近く前から使わなくなっていた古い腕時計を家の中から探し出した。セイコーの7N93-7000という普及型のアナログ時計だが水晶発振器が特殊で安定度が高く年差が±20秒というところが気に入って購入したもの。
まだ動くかどうかわからなかったが、ヤマダ電機まで行って酸化銀電池SR920SWを探したら税込700円近い。昔より大分値上がりしている。高いのを我慢して電池を購入し、家でちょっと手こずりながら裏蓋を外して装着してみた。機構が固着しているのではないかと心配だったが秒針はしっかりと動き出してくれた。最近の時計はもっと便利で高性能なものが沢山あるのだろうが、古い愛着のあったものを再び使用するのは中々味わい深い。

ソテツの花2023年07月20日

6月頃だったろうか?家のソテツから変なものが出ていた。
その後ぐんぐん伸びて約70cmほどの長さになって驚いた。
人に聞いたらソテツの雄花だという。このソテツは古い家の頃から植えられていた樹木の中で唯一今残っているもの。
2本あったうちの1本でもう一本の方は雌花だったのかもしれない。樹齢的には数十年経っている筈だがはっきり覚えてはいない。
ソテツの雄花は調べてみると十数年に一度咲く珍しいものだということが書かれていたが、自分の記憶の範囲ではこのような花が咲いたのは初めてだと思う。
ずっとそのまま放っておいたが7月中旬を過ぎると少しずつ萎んで枯れていく様子なので枯れきる前に記念に写真に撮って残した。

マイナポイント申請2023年03月20日

マイナンバーカードは確定申告のため6年前に取得していた。その後マイナンバーカード促進のためポイント支給の制度が出来たが、それ以前の取得者は対象外ということだった。初期に率先して取得したのにポイントが貰えないのは不公平だなと思っていたが、最近になって過去にマイナンバーカード取得済の人でも5月末までに申請すれば1万5千円相当のポイントが貰えるという連絡が来た。
申請方法はいくつかあったがPCからだとカードリーダーが必要となり、スマホの場合はNFC機能を備えている必要があるためいずれも使えない。唯一残ったのが市役所の支援窓口での手続き。持参するものはマイナンバーカードと決済サービス。決済サービスとしてはクレジットカードも対象なのでそれらを持って市役所へ。
混雑する市役所の窓口で散々待たされたあげく、クレジットカードへのポイントチャージは事前登録が必要ということで軽く追い返された。家に帰って調べてみるとクレジットカードも色々制限があって難しいことが分かった。何でこんなに難しいシステムになっているのか腹が立ってきた。色々調べるといくつかのポイントカードが使えそうなのでそれらを持って再び市役所に挑戦。
また暫く待たされたが持参したカードの中で、開店時になんとなく作った薬のアオキのポイントカードが一番簡単ですよということで無事登録終了。健康保険証としての利用申し込みで7500円分、公金受取口座の登録で7500円分、合計15000円分が支給されることになった。数日後にチャージされるらしい。
面倒臭い話だったが一応申請が出来たので良しとしたい。果たしてクスリのアオキで使いきれるのかどうかはわからないが。

ワクチン追加接種について2022年07月08日

65歳以上向けの4回目のワクチン接種案内が市役所より届いた。イスラエルでの4回接種結果はオミクロン株BA1に対して60歳以上では感染防止効果が接種直後で2倍。しかし50日経過以降では効果がほぼゼロとなる。一方重症化防止効果は40日後で4倍。2か月後で3倍と効果が持続している。高齢者の重症化を防止するために政府は4回目の接種を決めた。
現在感染者の増加が始まっており、予測では8月中旬には第7波で東京でも1万3千人/日以上の感染者数が見込まれる。このためにも高齢者の4回目接種を急ぐという姿勢のようだが、第7波はオミクロンのBA5という変異株に置き換わっている。BA5は抗体をすり抜ける力が強いため感染力が高く、ワクチンの効果はさらに弱まってBA1への効果の3分の一程度らしい。第6波はBA1や2によるものであり、第7波はBA5が主体になると見られる。このような状況で効果の薄い4回目接種をする意味が本当にあるのか?むしろ頻繁なブースター接種の繰り返しによる免疫系への弊害が心配になる。
なぜ行政が高齢者に4回目接種を進めるのかの真意について考えてみた。
1. 重症化抑制・・・これは一応納得できる理由である。
2. ワクチンを購入し過ぎて捨てるのは問題になるのでどんどん使ってしまおう
3. 行政がコロナ対策を真面目にやっている感を示すため
4. 高齢者なら免疫系に異常が出ても構わないし高齢人口を減らす効果がある
5. RNAワクチンの連続接種の影響についてデータ取得したい
等々、1以外は穿った見方になるがいずれにしても同じワクチンを何回も打ってそう効果が続くはずもないだろう。一方接種を繰り返すことによる弊害はどうしても増加して行く。この辺でワクチン接種継続の是非について立ち止まって考えてみたいところだが、第7波はもう始まっていて避けようがない。少しでも重症化を抑制できるならここは素直に接種をしておくべきか悩みどころである。

ワクチンの3回目接種2022年02月09日

伊勢崎は相変わらず新型コロナ感染者数が突出している。そのためか比較的早く3回目のワクチン接種券が送られてきた。受けるかどうか迷ったが結局近所の内科医院に予約してしまった。効果は疑わしいと思っていながらも結局流されてしまう優柔不断な自分だった。第二回目接種から7カ月程経過している。昨日の午後に予約している医院に行くと大変な混雑で、この密さでオミクロンが伝染るのではないかと心配になる。翌日の今日は倦怠感があり、接種から22時間後の体温が36.4℃と上昇している(老化のせいで平熱は35℃台と低いので明らかに発熱していると判断できる)。25時間後に再び測ると37.1℃と更に上昇中。これは2回目の副反応と同じか少し高い。3回目のワクチンも同じファイザー製だが記録を見ると期限が切れているワクチンだった。期限は1月末なので8日程過ぎたものだが看護師の説明によると期限切れ2カ月以内なら効果は変わらないという。そのような説明ステッカーも付いていたが、余ったものをできるだけ有効利用するための方便だろう。根拠を示せなどと野暮なことは言わずにそのまま帰ったが、発熱するということは一応有効なのだろうと受け容れる。
今回接種した既存ワクチンはこれまでの変異株には効いたとしても、新しい変異株オミクロンに効くかどうかは疑わしい。3回接種でも感染度合が変わらないというデータは十分頷ける。その代わり重症化度合いは大きく下がると銘打っているのだがどのデータに基づいているのか分からなかった。2回目以降の時間経過によりワクチンの効果は薄れている筈だから、抗体増強接種はやらないよりましと考えるべきだろうか?接種することの得失は今後時間経過しないと見えてこない。

スマホの変更その後2022年01月25日

古いスマホで楽天回線を使おうとしたが電話の着信ができず見事失敗だった。発信はできるしインターネットも使えるので頑張れば解決できるかもしれなかったが、歳で集中力も続かなくなったので一旦検討は中止した。これまで使っていたスマホに戻そうかとも考えたが、スマホの寿命も短いだろうし折角変更したばかりのSIMカードをまたeSIMに戻すのも気が進まないので別のスマホを買うことにした。購入に当たっては確実性を重視して楽天仕様のスマホを探した。電池持ちの良いAQUOSsens4liteが欲しかったが製造終了のようで在庫なし。あまり気は進まなかったがA73という機種が直ぐ買えるようなので楽天で注文し、翌日届いた。値段は安いのだが縦方向が159.7mmと長く、画面も6インチ半位の大型。持ち運びにくいのは我慢せざるを得ない。早速データなどを移して立ち上げてみると特に問題なく動作してくれた。使ってみればそれなりに使いやすい。

駄目だったNovaLite2は本当に着信が不可能なのか設定上の問題で着信ができないだけなのか切り分けが済んでいない。気が向いたら初期化してもう一度最初から試してみたいと思っている。調べてみると楽天LINKという電話アプリは無料電話というメリットもあって面白い方式だが、着信などにまだ課題を抱えている開発途上に近いもののようで一筋縄では行かない代物のようだ。

古いスマホを生かしてみた2022年01月20日

楽天の携帯回線は特殊なため使えるスマホも限られる。これまで楽天から支給されたminiというスマホを使っていたが、超小型のモデルであるため画面も小さく、電池容量も小さい。そのためか最近は電池の劣化も進んでいて充電の頻度が上がってきている。新しいスマホの購入も考えたが、以前使っていた標準サイズのNova Lite2というスマホが家で遊んでいるのでこれを生かせないだろうかと考えてみた。Nova Lite2は楽天では使えないという公式見解が出ている。Nova Lite2の仕様を調べてみると楽天の2つのバンド周波数のうち1.7GHzのband3が使用可能だが、800MHzのband18が使えない。また、標準電話は大手3社には対応しているが楽天のVoLTEは使えない仕様だった。band18についてはAUから借りている補完用パートナー回線であり、現在band3のカバーエリアが増えてきたのでband18は無くとも問題はない。問題はVoLTEが使えないことだが、楽天は無料電話アプリとして楽天LINK電話というのがある。これは標準電話のVoLTEとは異なるプロトコルでモバイルデータ通信を用いて通話する独自のIP電話である。VoLTEに比べて信頼度や通話品質が劣るのとVoLTEしか受け付けない119や110等を諦めれば通常の電話は可能となる。ただ番号通知や着信の確実性などには不安がある。
色々心配な点はあるが、使用中のスマホもそろそろ寿命なのでダメ元と割り切ってNova Lite2への変更を試してみた。現用のスマホはeSIMなので楽天にSIMカードへの変更を申請した。本日宅急便でSIMが届いたので早速Nova Lite2に装着。APNは自動認識しないので手動でrakuten.jpに設定し、手順に従って開通作業を行ったが何故か楽天回線につながらない。仕方ないので電源を切り、SIMを入れなおして再起動してみたらあっけなくインターネットへの接続ができた。なぜ最初はだめだったのかは分からない。電話が動作するかが問題なので自宅の固定電話を呼び出してみると繋がった。次に携帯回線を試すためJH1OCCに電話してみたら無事応答があった。番号通知もされているようで一安心。問題点把握はまだ不十分だがとりあえず使えそうだ。遊んでいたスマホを再利用できて新規購入もせずに済み、まずまずの結果だった。


追記:その後、こちらのスマホに電話が掛かって来ても着信音が鳴らず、不在状態になってしまうことが判明。色々設定をいじってみたがアプリが適合していないようだ。従ってこの試みは失敗と判断される。

風呂の湯漏れ2021年12月26日

風呂に入っていたら浴槽のお湯がどんどん減っていくのに気が付いた。足し湯を繰り返して何とかその場を切り抜けることはできたが、もし管路が破れたのなら大変なことだ。
湯冷めを気にしながら直ぐに原因究明を始めた。管路の漏れがあっても家の内部配管の問題となるので簡単に見つけることはできないが外の給湯器回りは特に水漏れらしいものはなかった。
お湯の減る速度が速かったので一番考えられるのは浴槽の排水口からの漏れ。ゴム栓には特に異常は無さそうだったが排水口に押し込んでみたら僅か遊びがあるように感じた。そこで排水口の中に装着されているストレーナーを外してみると今度はゴム栓がぴったりと収まって固着される。どうもストレーナーが邪魔をしているようだと思い、ストレーナーを眺めてみると形状が上下で対称ではなく、片方に凹面を持っていることがわかった。そこでストレーナを逆にして装着し、またゴム栓を嵌めてみると今度は遊びが収まったようだった。結局ストレーナーの装着方向を間違えて高さが増え、ゴム栓が途中までしか入らないようになっていたためにこの隙間から湯が漏れたと考えられる。
だがストレーナーの上下を入れ替えた状態でも、ストレーナーが無い状態ほどゴム栓はきっちりと嵌らない。どうもゴム栓の嵌め合い部の径が小さくなった可能性がありそうだ。この状態でもゴム栓が水圧で押されれば完全にシールできる状態まで押し込まれることは確認できた。従って今回のトラブルの直接原因はストレーナーを洗った時に上下の装着方向を間違えたことだと言える。
しかしゴム栓の寸法が減少していなければたとえストレーナーの装着方向を間違えていてもシールは成立していた。これまでもストレーナーの方向はあまり気にせず使っていたが特に湯漏れのトラブルはなかった。多分ゴム栓の径が十分あったからだろう。
基本的に排水口のストレーナーとゴム栓の間に十分な隙間が確保されていればゴム栓の径が減少して深く入るようになってもストレーナーに突き当たることはない。ストレーナーの装着方向を正しくしてもゴム栓の摩耗や変形による径の減少がもっと進めば湯漏れは再発することになる。即ちこの浴槽の耐久寿命を決める重大なパラメータとしてゴム栓とストレーナーの間の隙間量がある。メーカーは本来ストレーナーとゴム栓先端との間の隙間を十分余裕を持った設計にするべきだったのではないだろうか?おかげでこちらは風邪をひきそうになった。

コロナ感染の今後を心配する2021年12月08日

コロナ感染は現在言われているような変異による淘汰や弱毒化による効果なのか、あるいはワクチンの効果なのかどうかもわからないが、感染数は低い傾向が安定して続いている。しかし最近太田市の工場でコロナ感染のクラスターが発生した。太田のクラスターは感染数減少傾向の中では異質なので多くの専門家が注視していると思われる。
だがその後の情報も特になく、これも原因不明になってしまうのだろうか。
素人なりに考えてみると、コロナウイルスの弱毒化で感染症状が現れにくいため今はそもそも実際の感染数が把握できていないのかもしれない。感染が蔓延して症状のある人が出現すればPCR検査で感染が判明し、それに伴って多数のPCR検査がされるから隠れていた陽性者がどっと判明する可能性がある。これが太田の状況ではないか?もしかすると太田のクラスターは今後出現する第6波の先駆けかもれない。
これまでの毎日の国内感染者数の変化傾向を読み取ると、そのピークは、
第1波 2020年4月11日720人
第2波 2020年8月7日1605人
第3波 2021年1月8日7957人
第4波 2021年5月8日7238人
第5波 2021年8月20日25992人 となっている
2020年の傾向と2021年の傾向は数は違えども季節的にある程度似た傾向がある。この周期性傾向が維持されるなら第6波ピークは2022年1月下旬頃が考えられるから当面要注意だろう。ただし弱毒化しているとすればこれまでのような症状までには至らずに済む可能性もある。自分でできる対策は継続しながら見守っていきたい。

運転免許の更新2021年08月26日

免許更新の時期が近づいてくると憂鬱になる。今年は更新の年で7月には高齢者講習を受けた。まだ認知症の検査は不要な年齢だがいくつかの目の検査はあった。そこでは思ったよりも視力が低下していることを認識した。車検の時期も重なったが今年の免許更新が通るかどうかのあてもないまま車検は実施。タイヤとバッテリーが駄目だということで新調したので今回は車検代も随分高くついた。これで免許が更新できなかったら全て無駄になる。元々強度の近視であったため視力検査は毎回が試練だったが、若いうちは眼鏡の度数さえ上げればいくらでも見えたのでそれほど問題でもなかった。ところが近年急に見えにくくなり、1年半前に意を決して白内障の手術をした。これでもう目の心配はないと思い込んでいたが甘かった。FT8などでパソコンを見ることが多いせいか目が疲れやすく直ぐかすむようになった。一体現在の視力はどの程度なのか確認したかったが眼科まで出向く気にもなれない。そこでネットで視力検査表を探したらいくつも見つかった。パソコンの表示サイズを基準値に設定して画面に表示し、規定距離で見ると自分で検査ができる。正確度はわからないが一応参考にはなりそうなのでこれで視力の事前確認をする。その結果幾つかのことが分かった。まず眼鏡の度を変えても改善がされないということ。具体的には眼鏡の鼻あてを外し、眼とレンズの距離を可変にして比較。レンズは眼からの距離を変えるだけで度を変えたのと近似の効果が得られる。しかしレンズの度は合っているのでレンズ位置を変えても悪化するだけだった。つまり見えないのはレンズの度の問題ではなく、眼自身の歪や視神経にあって矯正には限界があるということだった。現状では何とか基準ぎりぎりでは行けそうと確認。次に目を酷使した場合の視力低下を比較したがこれは思ったよりも差があった。検査の時は眼を最良のコンディションにしておく必要がある。今できることは眼をできるだけ休めておくことくらいなので免許更新日の前日はパソコンも一切やめて睡眠を十分に取った。そして昨日免許更新に挑む。時間は眼が疲労していない午前中にした。更新手続きの時に安全協会に入会を勧められるが断ると視力検査が厳しくなるという都市伝説?がある。しかし視力は運転の安全の基本事項であり、そんなことで検査が変えられるわけがないと見切って入会は断った。視力検査では両目で0.7片目で0.3の視力が必要とされる。一応だめもとで眼鏡なしでの検査をお願いしたら運が良いのか?すんなりと通ってしまい、免許条件から眼鏡等が外されたので大喜び。そのまま新免許をもらって帰りは初めての眼鏡なしでの運転で帰宅した。今回は一番望ましい結果となったが次回はどうなるだろうか?認知症検査も必須事項で加わるし今より更に困難となるだろう。