Windows10のブルースクリーン2021年04月12日

初期のWindows95や98の頃は致命的なエラーでPCがブルースクリーンになり、回復に苦労するということが良くあった。しかし最近はそういうこともなく、致命的エラーとは無縁のものと思っていた。先日Windows10のPCにWeb閲覧用の専用アプリを入れてみた。だが思うように動作してくれないためアプリをアンインストールしたら急にPCの動作がおかしくなった。輝度調整ができなくなり、ドライバーでも残っているのかとエクスプローラで探したら完全に画面が固まってしまい電源をリセット。そのあとは電源を入れてもリングマークがくるくる回転するだけで立ち上がらない。そのうちブルースクリーンになり、STOPCODEというものが出た。その後は再起動を繰り返すが事態は解決せずリングマークが回転したままを繰り返すだけ。BIOSに移行しようとF8キーを叩いても変化なし。Windows10ではF8キーから移行する機能は無くなったようだ。このままだとこのPCは死亡のようだが、困ったのは中のデータが消えること。こんなトラブルは全く経験したことがなかったので長い期間バックアップを取っていなかったことを後悔。暫く悪戦苦闘したができることが無くなったのでUSBや外部インターフェース類を全て外して原型に近い形で起動してみたら自動修復が立ち上がり、オプション選択ができるようになった。トラブルシューティングという項目を選ぶと詳細オプションが示され、スタートアップ設定で再起動。出た画面からセーフモードとネットワーク有効化を選び、最低限の動作環境を設定することができた。セーフモードに入れればしめたもの。ここで念のためhdd内のデータバックアップを取った。これでこのPCがだめでもデータ回収だけはできたので一安心。そのあとエクスプローラでファイルを見ていくと削除したはずの問題のファイルが残っていたため全部削除。通常のWindowsの状態だと削除できないことが多いがセーフモードだと手動による強制削除が可能のようだ。これで再起動してみるとやっと元のシステムが無事立ち上がり、損傷した部分もないようで奇跡的?に助かった感じがした。教訓としては普段から重要データやファイルをまめにバックアップしておくこと。何かあった時のためにセーフモードの立ち上げ方は訓練しておくことが望ましい。

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