アンテナローテータの交換工事2024年04月24日

昨年8月にアンテナのローテーター江本1200FXが回らなくなった。電圧や抵抗値をチェックした結果異常はなく、ローテータ本体の機械的故障と推定された。FTIに連絡を取ったが発電関係の仕事で忙しいらしくアマチュアのアンテナ工事は対応できないようだった。自分で何とか交換できないか机上検討してみたがアンテナとマストの総重量を持ち上げるような手段がなく無理と結論。昔は自分でローテータ交換したものだが今の自分の歳ではもう不可能に近いと諦めていた。
その後、JH1OCCからFTIがアマチュア対応を再開したと聞いたので早速工事を再依頼した結果引き受けてもらえた。故障したローテータ1200FXは現存製品では1200SAというタイプに変わっていたが本体は同一でコントローラのみが異なるとのこと。結局本日4月24日午前中栃木での別の工事の後、午後に3名で来てくれた。あいにく雨の悪コンディションの中ながら頑張ってくれて、およそ1時間程度でローテータを新品の1200SAに交換完了。無事にアンテナをまた回せるようになった。コントローラはこれまで使用していたものがそのまま使えたので新しい方は予備として保管。
ローテータは長年強風による繰り返しトルクを受けて内部の歯車が摩耗故障して齧り、ロックしたようだ。大昔のローテータの良い物は鍛造の焼き入れ一体歯車を使っていて非常に頑強だったが、今はコスト低減でプレスした歯車を重ね合わせて使っているものが多いようで寿命はかなり低下しているのが残念だ。対策としては、やはり強風時は風の吹く正面方向にアンテナを向けるようにして風によるトルクを最小化するように使うくらいのことしか無さそうだ。

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