スマホの最適充電実験(3) ― 2021年04月06日
充電実験を更に継続。スマホの充電用USBケーブルの5Vラインに5Ωの抵抗を挿入して充電電流を低減し、さらに電源アダプタから急速充電ができないようUSBケーブルのDATA+/-ラインをカットしてみた。なお、DATA+/-ラインが元のままで5Ωの抵抗もない場合は電流1Aで急速定電流充電が開始されて短時間で100%充電に達する。DATA+/-ラインを切り離すと通常充電となり、500mAの定電流充電となって100%に達するには急速充電の2倍くらいの時間を要するようになる。さらに5Ωを5Vラインに挿入することで200mA程度からの非安定低電流充電にできる(電流は充電スタート時の充電率によって変わる)。
スマホはwifiAPテザリング機能オンのままで電池の充電率50%から充電を開始し、電源からの供給電流と充電率変化を時間毎に記録。データを概略的にプロットしてみたのが上の写真。スタートの50%充電状態での電流が210mA。時間経過につれて電流はゆっくりと下降し、充電率は徐々に上昇して7時間後くらいで85%程度に達し電流は150mA。以降は充電率は飽和気味となり、9時間後充電率88%電流約140mAと緩い変化になる。これは特性の一例で、充電開始点が変わると値は変わってくると考えられる。理由は電流制御がスマホ側で勝手に行われているためである。概略の傾向としては充電しながら長時間のテザリング状態を続けても低い電流でのゆっくりした充電となるため筐体の発熱もなく、電池劣化をかなり回避できるだろうと考えられる。常に一定の低い充電率を維持したまま充電器接続しっ放しのテザリングをするという当初の目的にはまだ至らないが、充電率50%→90%に達するのに10時間くらいかかる超スロー充電は可能となり、 充電しながら電池劣化を回避しつつテザリングを行うという目的はある程度達成できたか。
スマホはwifiAPテザリング機能オンのままで電池の充電率50%から充電を開始し、電源からの供給電流と充電率変化を時間毎に記録。データを概略的にプロットしてみたのが上の写真。スタートの50%充電状態での電流が210mA。時間経過につれて電流はゆっくりと下降し、充電率は徐々に上昇して7時間後くらいで85%程度に達し電流は150mA。以降は充電率は飽和気味となり、9時間後充電率88%電流約140mAと緩い変化になる。これは特性の一例で、充電開始点が変わると値は変わってくると考えられる。理由は電流制御がスマホ側で勝手に行われているためである。概略の傾向としては充電しながら長時間のテザリング状態を続けても低い電流でのゆっくりした充電となるため筐体の発熱もなく、電池劣化をかなり回避できるだろうと考えられる。常に一定の低い充電率を維持したまま充電器接続しっ放しのテザリングをするという当初の目的にはまだ至らないが、充電率50%→90%に達するのに10時間くらいかかる超スロー充電は可能となり、 充電しながら電池劣化を回避しつつテザリングを行うという目的はある程度達成できたか。
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