PayPalとOQRS2023年07月28日

DXCCの現存エンティテイのうち唯一交信できずに残っていたのがPJ5(Saba & St Eustatius)だった。しかし7月中旬にPJ5Cが運用されて何とか交信に漕ぎつけて全エンティテイとの交信がやっと達成できた。早速QSLカードを請求しようとしたがPJ5CはOQRS(Online QSL Request Services)という、Paypalによる支払いシステムを使ったQSL送付サービスしか使えないことがわかった。
Paypalには以前海外への送金用に入会していたが、送金手数料が499円も取られるようになってから退会していた。仕方ないので今月Paypalに再入会した。Paypalは入会したまま使わなくても年会費等は取られず、また再入会しても以前のアカウントが使えず新アカウントになるだけで再入会自体は問題なかった。
OQRSサイトに入り、手順に従って交信データを入力して行くとQSLの送付料は2ユーロ+為替手数料4%であり、日本円で329円がPaypalから請求された。このほかに送金手数料499円が加算される筈と思っていたが含まれていなかった。その後クレジットの未確定請求額を見たがやはり329円のみだった。おかしいと思って調べてみたが自分の理解が間違っていたようだ。個人間の海外送金は少額であっても一律手数料499円が取られるが、OQRSはどうも海外ショッピングと同じ仕組みになっていて個人間送金には当たらないようだ。このため為替換算手数料以外はかからないらしい。
これまでOQRSは高額な手数料がかかると思い込んでいて使ったことがなく、今回初めて使ってみたが最も費用が少なくて済むQSL入手システムのようだ。今後もっと積極的に利用してもいいかなという気がした。
但し、個人のQSLマネージャにPaypalで送金する場合は送金手数料499円が加算されるだろうから注意を要する。また今回の経験から、OQRSだと基本的に送金手数料はかからないと考えられるが常にそうだという確証はない。OQRSでもPaypalの支払先はQSLマネージャ個人のメールアドレスなので、これがどうして個人間の送金に当たらないのかまだ良く理解できていない。
なお、OQRSでは自分へのQSL送付先住所をPaypalに登録済の住所にするか、別途送り先住所を指定するか選ぶことができる。Paypalの住所登録は日本語の漢字での登録しかできないので海外から郵便を送るのに問題があるかも知れないと考え、ローマ字の住所氏名で送るように別途指定した。実際にはPaypalの住所氏名が漢字の場合、OQRSではQRZ.COMに表示された英文住所氏名に置き換えられるようである。従ってPaypal登録住所氏名のみでQRZ.COMサイトに正しく住所氏名を登録していない場合は海外からの郵便が配達されない可能性がある。

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