CDプレーヤの整備(4)2021年01月22日

CD再生時の音飛びの問題はピックアップ位置スライド機構の整備後全く発生しなくなった。暫くの間音楽CDを聴き続けたが操作が面倒臭くなってきた。やはりPCに音楽ライブラリを作ってそこから供給するようにしたい。PCとオーディオ機器とのインターフェースであるDACを買おうかと思ったが何を選べばいいのかさっぱりわからないので当面簡易法で行くことにした。PCのアナログ出力(ヘッドホン出力)をプリアンプに入れるだけの可能性を吟味。まずPCのアナログ出力特性がどの程度のものかわからないので周波数特性を調べてみた。Youtubeの正弦波テスト信号サイトで20Hz~20kHzの信号が得られるものを見つけて再生してみた。出力はオシロスコープで見ながら概略の再生周波数特性を把握。100Hz~20kHzの間の周波数レスポンスは0~-3dB以内に収まっていた。但し音源のレベルがどのくらい一定なのかはわからないが一応信用するとしてPC内の音声処理系の再生周波数特性はアナログ出力まで含めても使用可能と判断。次にPCでの音楽CDの読み込みと圧縮ファイル生成の品質を確認してみた。ソフトも持っていないのでwindows付属のメディアプレーヤで標準のwma形式ビットレート96kbps設定での音楽データを生成して聞いてみた。思ったより良い音だがたまに音のおかしいところがある。音楽CD1枚分で容量は35MBしか使わないので20倍近い圧縮を行っているせいかやはり難がある。いくつか試した結果、mp3形式でビットレート192kbpsが音質的にもサイズ的にも満足できると結論。この場合、12曲を収納した音楽CD1枚分のデータ総容量は約62MB程度となった。今は大容量のSDカードも安いのでCDRよりもずっと安いコストで済む。これでもCDの元のサイズの十分の一くらいのメモリーサイズに収まっている。使ってみた感じではオリジナルのCDからの劣化も少なく、パソコンで選曲操作がすべて可能なので今更の話だがCDプレーヤとは使い勝手が雲泥の差だ。結局苦労して直したCDプレーヤは使わなくなりそうだ。

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