論理的であることについて ― 2019年03月04日
コナンドイルの小説に出てくる探偵シャーロックホームズは極めて論理的に思考してスマートに答えを出す。
論理的であることはクールだ.しかし、人間は本当に論理的な思考などしているのだろうか?人間の頭はそんなに単純ではない。同時にいくつもの思考が交錯して結びつきあい、離れることを繰り返しながら、一つの考えに到達することが多い気がする。
たしかに、そんな頭の中をそのまま外に見せたら他人にはまるで理解できないだろう。
だから、人に説明するときは一つのわかりやすい道筋で説明することになる。ここの
ところで求められるのが論理的であること。物事を考えて創造する時に一筋の論理線上でまとめ上げるようなことは本当は整理段階の作業に過ぎないのではないだろうか?
人間が頭の中で思考をめぐらせている状態は混沌としている。混沌の中から可能性のありそうな概念を引っ張り出す。そして考えを 組み立てなおして人に説明することになる。
ここの、組み立てなおし部分が論理的であるべきところだ.人あるいは自分をも納得させるための編集段階になって論理的な後付けの説明が出てくる。しかしそれは納得させやすいだけであって事実を説明しているとは限らない。
論理を超越した混沌の中での迷いや思い悩みや経験との結び付けから生まれるのが直感かもしれない。その直感をもとに行動するのが伝統的な職人。人への説明以前に大事なのは思考することであり、その思考をもとに実際に行動しまた考えること。職人のやりかたは現代でもヒントを与えてくれそうだ。
論理重視や知識主義は西欧で生まれた学術主義。これが学歴偏重につながっている。そういうことはコンピュータに任せて人間はもっと感性を磨くのがよさそうだ。
論理的であることはクールだ.しかし、人間は本当に論理的な思考などしているのだろうか?人間の頭はそんなに単純ではない。同時にいくつもの思考が交錯して結びつきあい、離れることを繰り返しながら、一つの考えに到達することが多い気がする。
たしかに、そんな頭の中をそのまま外に見せたら他人にはまるで理解できないだろう。
だから、人に説明するときは一つのわかりやすい道筋で説明することになる。ここの
ところで求められるのが論理的であること。物事を考えて創造する時に一筋の論理線上でまとめ上げるようなことは本当は整理段階の作業に過ぎないのではないだろうか?
人間が頭の中で思考をめぐらせている状態は混沌としている。混沌の中から可能性のありそうな概念を引っ張り出す。そして考えを 組み立てなおして人に説明することになる。
ここの、組み立てなおし部分が論理的であるべきところだ.人あるいは自分をも納得させるための編集段階になって論理的な後付けの説明が出てくる。しかしそれは納得させやすいだけであって事実を説明しているとは限らない。
論理を超越した混沌の中での迷いや思い悩みや経験との結び付けから生まれるのが直感かもしれない。その直感をもとに行動するのが伝統的な職人。人への説明以前に大事なのは思考することであり、その思考をもとに実際に行動しまた考えること。職人のやりかたは現代でもヒントを与えてくれそうだ。
論理重視や知識主義は西欧で生まれた学術主義。これが学歴偏重につながっている。そういうことはコンピュータに任せて人間はもっと感性を磨くのがよさそうだ。
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