鉛筆立て2020年11月28日

家の中を片付けていたら大きな鉛筆立てが出てきた。しばらく見ていたら段々昔使っていた記憶が蘇った。引っ越しの時の荷物に紛れてそのまま仕舞い込まれていたらしい。鉛筆やボールペンが沢山入れられたままだった。ボールペンは意識的に先を下に向けておいたせいか重力の効果でインク切れの起こっていないものが多く、そのまま書けたのにはちょっと驚いた。この鉛筆立ては誰かに貰ったような気がするのだが残念なことに誰に貰ったのか覚えていない。何の変哲もない代物だが古い世界地図の一部が描かれていて少し面白いデザインなのでカメラで撮ってみた。ボールペンなどは机の中にいつのまにか増えてしまって処置に困るのだけれど、使えるものだけ選り分けてこのような大きい鉛筆立てに移して何時でも手に取れるようにしてやれば机の中が使われないペンだらけになるのを防げる。もう筆記の試験などの習慣からも遠ざかったせいか鉛筆も沢山使わないまま死蔵されているが、書き直し可能という点で鉛筆は優れている。図面などを引く時や絵を描くときはやはり鉛筆に限る。鉛筆もまだまだ生かすように心がけたい。もう長い間パソコンばかり使うようになって字を書くということをしなくなった。もともと不得意だった漢字はさらに忘れて書けなくなったし、下手な字がさらに下手になって最近はおぞましい状態になっている。目の前に鉛筆立てと紙を置いていつでも書ける状態にしておけば少しは状況を改められるだろうか。