時間について2019年02月21日

今を大切にしろというのは、いろいろな人の言葉に出てきます。
それ程大切な真理なのかもしれません。今を大切にするというのは命
を大切にするということか。そういえば今と命という字は似ている。

時間の観念は熱力学的には系のエントロピー増加による”時間の矢”
から生まれるようです。今一生懸命何かに打ち込むということは、
放っておけば無秩序に向かう事象に逆らって秩序化しようとすること
で、それはエントロピーを減少させる働きをします。その結果、内部の
時間の流れはゆっくりになる。無為に過ごせばエントロピーの増大は
早まり、時間が早く進む。時間は未だ物理学的にもちゃんと解明され
ていないもので、人間が解明したつもりになっていても、それはまだ
表層的なものかもしれない。

人間というのは、本来、エントロピーを減少させるために生まれた存在
だと思います。食物連鎖の頂点に立って、他の生物を餌にし、消化
するという 複雑物→消化→糞→単純物質化 という秩序から無秩序
に向かうエントロピー増大をエネルギーにして、知的活動という、
無秩序→秩序化への変換を行う。
これが神?から与えられた人間の命をかけた使命か?

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