太陽黒点サイクル25の予測(2)2019年12月18日

NOAA (National Oceanic and Atmospheric Administration米国海洋大気庁)は12月9日、太陽黒点サイクルの最新予測を発表した。これは今年4月5日に発表したものに引き続く。NOAAによれば次のサイクル25のピークは2025年6月(±8か月)であり、黒点数は115±10。そしてサイクル24と25の間の極小時期(サイクル25の開始)は2020年4月(±6か月)になるだろうとのこと。(上のグラフはクリックすると拡大します)
今年4月の予測では、2019年の終わりから2020年にかけて極小期 に達したあと、2023~2026年には太陽活動極大期となり、ピークの太陽黒点数95~130の範囲に達するということだったから大きな違いはない。
現時点では黒点数がゼロに近い状態が半年ほど続いており、短波帯の中でも周波数の高いバンドの電離層伝播は芳しくないが、2023年以降あたりから良いコンディションが期待できそうである。黒点数は統計的には偶数番号より奇数番号が良い傾向なのでサイクル25は24より良くなるか?と期待してしまうが予測ではほぼ似た傾向に収まっている。

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