古いWindowsのセキュリティパッチ2019年05月16日

Microsoftは昨日、Windows7以前の古いOSの新たな脆弱性について開示した。これはCVE-2019-0708で、マルウエアによるリモートコード実行の脆弱性である。悪用されるとユーザーが何もしなくても自己増殖するワームの作成が可能となる。危険性が高いため、なんとWindowsXPも例外的に更新の対象に含められた(KB4500331)。但し自動更新はできず、自分で探しに行って手動でインストールするしかない。実は私も無謀だが古いXPのパソコンをまだ限定的に使用している。XPでしか使えないソフトもあるし、Rs232cやパラレルのインターフェースを備えていて周辺機器の制御をしやすいため無線のFT8などのディジタル通信専用に重宝している。ファンの異音やメモリー不足などの問題があったが対策して使い続けている。ネットには殆ど繋がないためXPでもまだなんとか行ける。1昨年もXPの例外的セキュリティ更新があった。XPは2001年に発売されて以来18年を経過した。既に5年前にサポート終了しているがまだ潜在的使用者は少なくないようだ。このためにMicrosoftも例外的対応をしているようであり、これはこれで有難い。

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