スマホの変更2021年02月05日

携帯キャリアから回線を借りるMVNO携帯事業の楽天が1年程前からUn-limitという自前回線に舵を切った。しかし自前のアンテナ設置は進みが遅く、都会以外への拡がりはまだまだのようだ。だが自前回線がカバーできない地域はau回線で補うことで一応は国内がカバーされている。回線品質がまだ問題あるため現在は1年間無料で展開している。自分の携帯電話はこれまでauから楽天モバイルの格安スマホ(MVNO)に替えて使ってきた。この格安スマホはドコモ回線を使っているため通信品質は完璧である。しかし楽天は自前回線移行のためMVNO事業は早晩撤退の見込みであり、今の格安スマホは使い続けられない見込みだ。このため同じ楽天のUn-limitへの移行が促されていたが回線品質が心配な上、自分の現用スマホは使えないという制約があり、なかなか移行に踏み切れないでいた。ところが先月、1円のスマホもラインアップに加わり、これなら仮に回線が使い物にならなかったとしても無駄なスマホ購入による損害は発生しないので実験的に移行してみる気になった。それまで使っていたスマホのLINEがスマホ設定のいじり過ぎで通知機能不良で使えない状態だったことも後押しした。1週間ほど前に移行の申し込みを行い直ぐ新しい1円のスマホが届いた。楽天ミニという非常にコンパクトなもので昔のガラケー並みの大きさ。これまで使っていたのは大きなスマホで携行しにくいものだったからとても有難い。しかしその反面、画面の小ささ(3.4インチ)と電池の持ちの悪さが大きな欠点となる。実際に使ってみると画面は小さいが何とか見える。問題は電池の持ちで、使っているうちにみるみる減っていくし、スタンバイ状態でも電池が早く減少する。仕方ないのでできるだけ電池の消耗を減らすため使わないアプリを削除し、GPSなどを停止させ、画面も暗く設定するなど一通りの省エネ化を実施した。この状態で電池の消耗状況を調べてみると、全く使わない状態維持でも約20%/日程度電池が減る。だから使えば1日しか持たないだろう。これまでのスマホが使わない状態で8%/日くらいに収まっていたのに比べると顕著だ。しかし毎日1回充電で済めばこれも我慢の範囲か。あとは無料電話の使用感だがこれは心配した割に問題はなかった。接続回線については家の中でも外でも特に不安定なこともなく使える。まだ使い始めたばかりなので結論は出せないが、今のところ別段問題はないし電話も時間制限のないことがありがたい。あとは今後の回線網拡大が課題だが乗り切ることを期待している。

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