CDプレーヤの整備2021年01月12日

20年くらい前に買ったミニコンポがある。ONKYO製でCDプレーヤとMDレコーダを備えているので大変便利。特にMD機器はもう製造中止で手に入らないので貴重。しかし最近CDを再生中に時々音飛びが起こるようになった。PCで焼いたCD-Rだけでなく市販の音楽CDも音飛びを起こす。CDのピックアップはトレイの中に隠れて見えないので掃除もできない。もう寿命だろうと思ってあきらめていたが、今日は思いきって分解してみることにした。この種のミニコンポは中が非常に密度高く組上げられていてCDのユニットに到達するためには色々なユニットやら配線やらを外さなければならない。2時間くらい苦労してやっとCDユニットに到達。レーザーピックアップ部分のレンズを見ると思った程汚れていないので見当が外れた。一応綿棒をアルコール液に浸してレンズ表面を掃除した。ピックアップはKSS213Cという形式名が確認できた。ネットで調べてみると入手可能のようなので安心した。最悪ピックアップがだめの場合でも入手できる。ピックアップにはレーザー出力調整用と思われる半固定抵抗器が付いていて回したい誘惑に駆られた。しかし素人が測定器無しに無暗にいじっても壊してしまう可能性があるので我慢した。まずはレンズ清掃だけで様子を見てそれでもだめなら最後の手段としてこの部分の調整をすればよいだろう。分解したものを逆の手順で組み直した。費やした総時間約4時間。試聴した限りでは音飛びを感じない。しかし周囲温度条件など色々変えてみないと実際のところ直ったかどうか判定できないので暫くテストを継続する。

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