蛍光管の交換 ― 2019年07月26日

世間では照明も多くがLED化しつつあるが、我が家の部屋の照明は相変わらず蛍光灯のまま。それが突然切れた。丸い大きなシーリングライトというもので10年間何の問題もなく点いていたのだが壊れるときは突然だった。蛍光灯は段々具合が悪くなって点滅しながら消えるものと思っていたのだけれど今はインバータ回路が異常を検知して遮断するようになっているのだろう。これまでの点灯時間は凡そ一万八千時間くらいだろうから結構寿命が長いと言えるのかもしれない。そこでまず中を見てみようとカバーを外そうとした。説明書によるとカバーを左右に回せば外れますとだけ書いてある。カバーを回わして見たら90度くらいは回るが突き当たって外れる気配がない。突き当たったらさらに回そうとすると重くなって回るが全く外れない。手を入れてみると本体が一緒に連れ回りするようだ。本当はカバーを回して突き当たったところでさらに回すことでロックが外れるようだが、全体が連れ回って外れない。多分、本体が取り付けられた部分は完全には固定されておらずトルクを加えると全体が回ってしまうようだ。シーリングの外径が大きいので回すトルクも大きくて連れ回りしやすい。本体を手で押さえながらカバーを回せばいいのだろうけれど、それはかなり難しい。結局ゆっくりとカバーを回すから突き当たってもロックを乗り越えるトルク以下で全体が逃げて回ってしまう。ロックを乗り越えるトルクを生じさせるにはどうするべきか?出した解は、慣性モーメントを利用すること。ロックを乗り越える所要トルクをTaとし、本体と天井取り付け部の間の摩擦トルクをTsとする。Ta>Tsである限りロックは絶対に外れない。そこでライト本体の慣性モーメントをJとし、カバーを回して本体のロック部に突き当てたときの本体に与える角加速度をω²とすれば本体で受ける慣性トルクTiはTi=J・ω²となる。
よってJ・ω²+Ts >Taとなる角加速度ω²を与えてやればロックは外れることになる。具体的にはカバーを勢いつけて回してロック部に突き当ててやればよい。早速試してみたらあっけないほど簡単に外れた。同様な問題で困っている人がいたら試してみてほしい。カバーを外して蛍光管を見たら電極付近のガラスが真っ黒になっていて一目瞭然で管の寿命と分かり解決。外したカバーを掃除したら見違えるほど綺麗になり、蛍光管交換後格段明るくなったのに驚いた。これでまだ当分の間LED化することはなさそうだ。
よってJ・ω²+Ts >Taとなる角加速度ω²を与えてやればロックは外れることになる。具体的にはカバーを勢いつけて回してロック部に突き当ててやればよい。早速試してみたらあっけないほど簡単に外れた。同様な問題で困っている人がいたら試してみてほしい。カバーを外して蛍光管を見たら電極付近のガラスが真っ黒になっていて一目瞭然で管の寿命と分かり解決。外したカバーを掃除したら見違えるほど綺麗になり、蛍光管交換後格段明るくなったのに驚いた。これでまだ当分の間LED化することはなさそうだ。
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