万年筆のカートリッジ固着2025年12月12日

万年筆を久しぶりに使おうと取り出してみた。
中のインクは当然乾いて空なのでカートリッジを交換しようとしたがどうしても抜けない。
インクが乾いて凝固し、接合面で固着したようだった。
渾身の力で引っ張っても抜けないのでペンチを持ち出し、無理やり引き抜こうとしたらカートリッジがもげてしまい、先の部分が万年筆本体内に残ったままという最悪の事態になってしまった。まさかインクの固着くらい強引に引き抜けない筈がないと高をくくったのが失敗の原因。無理をしてはいけないが後悔しても後の祭り。

記念品の万年筆なので諦めきれず、試しに一晩水に漬けて凝固したインクを溶かせないか器に水を入れて本体ごと浸してみた。
翌朝見ると水は真っ青な色になっており、インクは溶け出しているようだ。
本体に残留したカートリッジは掴む所が無く、仕方ないので先の細いラジオペンチを中に差し込んで切れ端を掴んで引っ張ってみた。未だ固着はしていたが、何度か回すように捻って引っ張ったらようやく抜けた(写真参照)。

カートリッジ式の万年筆がこんなに厄介なものとは思わなかった。物事は何でも力づくでは解決せず事態を悪化させるだけである。まるでイソップの「北風と太陽」であった。

Windows10のサポート延長2025年09月13日

13年近く前に3万円で購入したノートPCは何度も故障し、都度修復して現在に至るが、今年の10月14日についにWindows10のサポート期限を迎える。

いよいよ終了かと思っていたが、最近になって1年間の無料セキュリティサポートプログラム登録が始まったという事を知った。
これには条件があって、①Win10の最新バージョン22H2であること②Microsoftアカウントを持っていてPCの管理者であること③OneDriveを有効にしていること の3つを満足する必要がある。
①②は問題ないが③のOneDriveは嫌いで使っていない。しかしOneDriveでファイルをバックアップしなくともWindowsの設定をバックアップするだけで行けるという情報があった。
そこで設定からアカウントに入り、Windowsバックアップで全ての項目がオンになっていることを確認。登録に必要な条件については問題無さそうだった。

基本的な準備は整ったので設定から 更新とセキュリティ に入り、WindowsUpdateを開いたが拡張セキュリティ更新プログラムのオファーは表示されなかった。
利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する という項目をオンし、更新プログラムのチェックを何度もやってみた。しかし拡張セキュリティ更新プログラムのオファーは表示されない。このプログラムはランダムに配給されるので届くのを待つしかないようだ。

その後暫く待ったらWindowsUpdateに拡張セキュリティ更新プログラムのオファーが表示された。その画面の案内に沿ってクリックして行くと簡単に登録完了。

これで2026年10月14日までこのPCのセキュリティがサポートされるようになって一安心。結局14年間使い続けるという長寿命PCになりそうだ。購入価格を年数で割ると1年間当たりの費用が約2000円と格安で済んだことになる。

太陽活動状況2025年7月2025年08月03日

太陽の黒点数は平均10.7年程度の周期で増減し、太陽活動と密接に関係している。
現在は黒点数周期の25番目。サイクル25の活発な太陽活動領域にある。

6月はX級のフレア爆発が2度発生し、地磁気も乱れる日が続いた。直近では静穏な日が続いている。

現時点までの黒点数推移はグラフ#1のように昨年10月に6か月移動平均の極大値に達した後単調に減少を続けている。報道などを見ると2025年7月頃が黒点の極大期と書かれていることが多いが、実データでは既に極大から10か月も過ぎており、このまま数年先の極小期に向けて減少を続けていくだけだろう。

黒点数移動平均の極大値は2024年10月に160.9に達した後減少傾向を維持し、現時点での予想黒点数は115程度にまで落ちてきている。サイクル25は当初最大移動平均黒点数115程度の低調なサイクルと予測されていたが、蓋を開けてみると黒点数は160.9と予想を遥かに上回る活発なサイクルであったと言える。これは経験的に奇数サイクルの方が偶数サイクルよりも黒点数が高くなることも要因の一つだろう。

次のサイクル26の極大期は2035年頃であり、今サイクル25が自分の経験できた最後のサイクルとなるだろうが活発なサイクルを体験できて幸いであった。




#1: Solar Terrestrial Activity Report , August1.2025

明けの明星2025年07月27日

大昔は家の庭から天の川まで見えたものだが、今は街灯などの光だらけで星は見えなくなった。でも惑星の光くらいならまだここでも見ることができる。

今朝早く目が覚めてしまったので窓から夜空を見たら東の方向に明るい星が輝いていた。
午前4時。夜が明ける前のトワイライトの空がぼんやり青く、雲のたなびく空の彼方から届く光。金星だろうか。

安物で感度の低いスマホでも映るだろうかと撮ってみたら画面の中央付近の空に弱いながら小さな光点が映っていた。

明るくて見やすい金星は太陽を中心とする時、地球より内側で太陽の近くを回っている。
そのため日の出前の時間の東の空に良く見える。光が強いため安物スマホでも映ることが確認できた。別に何の珍しさもないのだが少し嬉しかった。

クビアカツヤカミキリ2025年07月11日

外来害虫のクビアカツヤカミキリが各地で猛威を振るっている。
家の隣の大きな桜の木も2~3年前から寄生されたようで、今年は半分以上枯れてひと月ほど前に根元から伐採された。元々4本あったうちの最後の1本だった。

クビアカツヤカミキリの日本での歴史は浅く、10数年前に中国あたりから入ってきたらしい。バラ科の桜や梅・桃などに寄生し、幼虫が木の幹を食い荒らして枯れさせる。日本国内には天敵もいないため異常な勢いで繁殖を続けている危険な外来生物。
画像は以前隣の桜から飛んできて地面にいたのを撮ったもので体長は3㎝程度の甲虫。首の部分が赤い特徴がある。初めてこの虫を見た時はそれほど恐ろしい虫とは思いもしなかった。

最近近くの梅の木にもいるのを見たので、市内には蔓延していて同種の樹木が全滅していく恐れが高い。県には通報窓口があるので報告様式を見たが、樹に虫の居る写真添付が必須とのことで、発見した時はスマホを持っておらず報告ができなかった。敷居をあまり高くしていると通報も得られないだろうに。

一般的にはこの虫についてまだ十分には周知されたり気づかれていないようだが、この害虫による被害は回避が難しく、拡大速度も速いので、今適切な手を打たないと手遅れになりそうだ。既に手遅れかもしれない。
現状はほぼ放置状態で、下手をすると今後数年のうちに桜や梅桃の花は見られなくなるだろう。

日傘を試してみた2025年07月06日

普段運動はしない。今高齢者に流行りのスポーツジムも近所にあるがわざわざ金を払ってまで行く人達の気が知れない。それでも何とか医者にも掛からずに生活出来ているのは毎日散歩を続けているせいかもしれない。

しかしこのところ太陽の高度角が真上になり日射が強過ぎて昼間の散歩がかなり困難になってきた。昼間の散歩が体に良いどころか熱中症を発症しそうでむしろ危険だ。
それならば時間を朝や夜の散歩に変更すればよいのだが、朝は血糖値が低く、夜は寝る前なので散歩があまり適さない。できればいつも通り昼食後に散歩して血糖値を下げるのが望ましい。

そこで昼間散歩するために試してみたのが平凡だが日傘。日傘と言えば紫外線を避けるために用いられることが多いが、温度を下げるためにも有効そうである。

太陽光は電磁波であり、紫外線と可視光線と赤外線をスペクトルに含んでいる。赤外線は波長が長く、物体に照射すると物体の分子運動を励起して温度を上げる。赤外線も電磁波なので遮ってしまえば温度は上がらなくできる。日傘の赤外線遮断あるいは反射能力次第ではあるが、試みに普通の雨傘を差して強い日射のもとを歩いてみたら想像以上の効果がある。傘を差した場合と閉じた場合とでは凡そ5~10℃くらいの差があるのではないかと感じられる程だった。傘で作る日陰がこんなに効果のあるものだったとは思わなかった。以前は日傘なんてと思っていたが案外バカにできない。機会があれば温度計を携えて効果測定してみたい。

川の土手は元々涼しい風が吹いているのだが、今の時期は太陽光からの直接放射熱が強過ぎて短時間でも耐えられない。しかし傘を差して歩くと我慢できる暑さにまで抑えられて長い距離の散歩も可能になる。日差しの中でも運動効果の高い速足で歩くことが可能になる。

日射が強い夏日には人も少なくて人目を気にせずに済む川岸を傘差して散歩するのが最適のようである。

扇風機が壊れた2025年07月01日

古い扇風機のスイッチを入れると暫くは動作しているが、突然停止するようになった。
もう廃棄した方が良いほど使い古した物だが、廃棄するのも新しいのを買いに行くのも面倒なので一応分解して調べてみた。

扇風機の回路など知らないしどういう動作なのかも分からなかったが、配線を追うとある程度は想像がついた。モーターからは4本の線が出ていて電子回路基板に繋がれていた。
茶色線が共通線で、青黄灰色の3本はそれぞれ高速、中速、低速の巻き線で、このうち一本を選ぶことでモーターが所定速度で回る。青黄灰の3線はトライアックに繋がっていて、トライアックの3つのゲート電圧を制御することで速度切替を行う。ゲート電圧の制御は1チップのマイクロコンピュータで行っているようだ。押しボタンスイッチがマイコン回路に繋がっていて、スイッチを押すとゲートが選択されてモーターがこれに応じた速度で回る。

不具合は恐らくトライアックかマイコンと思われるがこれ以上は調べるすべが無い。
仮に悪い部品が見つかっても交換部品は手に入らないだろうし、何より原因追及は面倒過ぎる。そこで電子回路は切り捨てて、モーターだけ使うことにした。

扇風機は低速でしか使っていなかったので灰色線と茶色線を試しにAC100Vに繋いでみると正常に低速回転してくれた。この状態で半日程度連続試運転をしてみたが問題なし。
取り敢えずこれで組立直してみた。コンセントにプラグを差し込むと低速運転を始め、止める時はプラグを抜くという原始的な扇風機になった。
ACラインに手動のスイッチを入れればON/OFFだけはできる。
これで暫く使ってみることにした。電子基板は外したため待機電力がゼロになるというメリットもある。

モーターケースを触ってみると以前よりも熱くならない。ファンが運転中に停止する原因は推定だが、トライアックに繋がる3本のモーター線のうち1本を選択した時に残りのいずれかにも何らかの異常動作で電圧がかかり、モーターが発熱停止したのではないだろうか?
モーター自身に真因が潜んでいる可能性もある。

いずれにせよ、最もシンプルな形で修復したので今後モーターの寿命を全うするまで働いてくれるだろう。これをオッカムの剃刀的修理法と名付けたい。

自動車への依存を断ち切る2025年06月23日

8月に車検が切れる。現在乗っているFITはもう15年になるため最後の車検のつもりで車検店に持って行った。事前チェックではバッテリーの交換が必要とのこと。バッテリーは4年前に交換したもの。エンジンの起動なども全く問題はないので替えたくないと言ったがそれでは車検を受け付けないとの返事。では車検は諦めますと答えて帰った。

仕方ないので、CMでやっているネット買取のカーネクストに車を売れるか問合せた。見積りは車の年式や走行距離、走行不具合の有無、エアコン等の動作の問題有無、ボディの傷や凹みの有無などを答える。後で外観の写真も送る必要があるが、最初の電話でのやりとりだけで5万円で引き取るとの提示。自動車税の還付手続きもしてくれるということなのでこの分も2万5千円位戻る見込み。結局即決で売却を決めた。正直、こんな古い車が売れるとは思わなかった。

任意保険については保険会社に問い合わせたら、解約により等級保存証明書を発行してくれて10年有効とのことなので後で又車を買うことになっても問題はない。

独居老人が車を持たなくなるとかなり不便ではあるが、それを補う方法もある。
市でタクシーの割引券を発行してくれるし、灯油などの重い物を運ぶにはカートを使えば良い。近距離の買物等には自転車で十分。

リタイヤ後は本当に車が必要な時など殆ど無く、車の15年間全走行距離も1万km以下だったので、多分車無しでもやっていけるだろう。むしろ、車を放置しておくことでバッテリー劣化や車体の劣化などがいつも気になり、必要も無いのに無理して定期的に乗るだけだった。植木屋やアンテナメンテ工事の車両が入る時は車の場所を移す面倒もあった。足し引きすると車が無い方がメリットは多い。高齢者としての今後の運転免許取得や運転能力の低下を考えると遅かれ早かれ車を捨てざるを得ない日は到来する。

以上から当面は車の無い生活に挑戦してみて、最悪どうしても無理だということになったら車の再購入を検討すればよいと結論。これまで半世紀以上車に依存した生活を続けてきたが、これを断ち切って車無しでの不便さや利点を実感することで新たな生き方ができるような気もする。

太陽活動状況2025年04月02日

太陽活動はまだ引き続き活発ではあるが、上図#1の黒点数推移を見ると黒点は昨年10月以降減少傾向が続きそうである。このまま黒点数が単調減少を続けるとすれば黒点数のピークは2024年9月から10月にかけてとなるだろう。今サイクル25の黒点数の移動平均のピークは2024年10月頃で約160と予想される。


#1: Solar Terrestrial Activity Report , 01apr,2025

windows10パソコンの再生2025年03月25日

1年以上前に、主力のノートパソコンが壊れてwindows10が立ち上がらなくなった。四苦八苦して起動は出来るようになったが元々のオリジナルのwindows 8に戻ってしまった。このままではセキュリティ警告が度々出るしエラーも頻発するしで使えないため物置に片付けた。もう捨てようと考えたがその前にOSを再インストールしてみたらもしかしてと思い立ち、興味本位で挑戦してみた。

windows10のOSは現在無料配布をしていないので諦めていたが、既にインストールしていたOSが壊れたのだから再インストールするのは可能ではないかと思い調べてみた。
その結果、ライセンス認証が必要でプロダクトキーが要求される恐れはあるがまだwindows10は手に入れることが可能と判った。

Microsoftのwindows10ダウンロードページhttps://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10 に行くとPCにwindows10をインストールするためのメディア作成ツールがダウンロード可能と判った。最初DVDでwindous10インストールメディアを作ろうと長時間かけてダウンロードしたがDVD-Rの容量4.7GBを少し超えるため書き込めなかった。そこでUSBメモリ-にダウンロードすることで無事インストールメディアが作成できた。windows8が中途半端に立ち上がるノート㍶にUSBメディアを挿してインストールを開始した。心配していたプロダクトキーの打ち込みなどは要求されなかった。これはPCに残ったOS情報から再インストールと判定しているためだろう。
数時間かかってwindows10のクリーンインストールが完了。何度か再起動を繰り返した後、無事にwindows10 22H2の画面が現れた。その後、これまでの累積の更新プログラムでまた数時間を費やし、結局丸一日がかりの徹夜仕事になった。結果はwindows8状態のような不安定さもなく正常に動作してくれた。

単なる興味でやってみたらうまく行ったので満足しこのまま仕舞おうとしたが、windows10は今年10月14日が終了期限なので、残った期間寝かせず何か使い道がないか考えてみた。

現在、無線のFT8デジタル通信に古いwindowsXPの㍶を使っているが、とうの昔にサポート終了した危険な代物。但しインターネットに接続せずスタンドアローンで専用に使っているので問題は無い。しかし使える通信ソフトのバージョンも古いため技術進歩について行けない状況になっている。これを再生したwindows10㍶に置き換えるのが良さそうだ。

早速通信ソフトの最新バージョンwsjt-x2.7.0をインストールしてテスト運用を開始。ソフトが大きくなっているせいか処理が重いようだが何とか使える。設定で出来るだけ軽くすることで実用化できそうだ。

今回は廃棄するつもりのノート㍶を費用ゼロ円で再生できたのが有難い上、ちょっとした好奇心も満たすことが出来た。