144MHzのFT82019年08月25日

FT8はディジタル方式の通信モードだがかなり微弱な信号でも交信可能である。FT8を始めた頃は短波帯中心で144/430MHzでは何も聞こえなかった。しかし最近はV/UHF帯でもFT8に出る局が増えてきたようだ。144MHzバンドではまともなアンテナを上げておらず、近所の局と交信できればよいと考えて軒先の高さ2mちょっと位のところに室内アンテナ並みのホイップを取り付けている。今日はこれで144.460MHzのFT8を受信してみたらいくつもの信号が聞こえた。JN1NNNという川崎市の局のCQが聞こえたのでQRPの5W出力で呼んでみたら直ぐに応答があり-―6dBの信号レポートだった。こちらからはー5dBのレポートなので似たような出力かもしれない。こんな簡単な設備でも100kmほど離れた川崎の局と交信が出来たのでちょっと嬉しい。144MHzでのFM音声による平地間の交信は、この程度の設備だと20km程度がやっとなのでさすがにFT8は素晴しい。まともなアンテナがあれば144MHzFMでも関東エリアはカバーできて当たり前なのだけれど、仮設の簡単なアンテナでQRPのFT8がどこまで飛ぶのかを試すのも中々面白い。

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