真夜中の電話コール2019年08月12日

家の固定電話に真夜中呼び出し音が響いた。2回で切れたがとても不安になる。家の電話は旧式のアナログだし番号ディスプレイの契約もしていないのでどこから掛かってきたのかわからない。そこで番号案内を使って調べてみた。136をダイヤルすると直前に掛かってきた電話の番号を音声で教えてくれる。しかし番号非通知とのことでどこからかは判らない。だが非通知ということがわかるだけでも大事な電話ではないと判断できるので安心材料にはなる。ちなみに136番号案内の費用は30円だが非通知だった場合は無料になる。以前昼間だが短コールで切れた電話がタイミング的に不安だったので136で確認したことがあったが、その時はリフォーム会社の売り込みと判り安心した。今回のような真夜中の例はたまにあるので調べてみると、どうも電話使用状況の調査を商売にしている会社のようである。番号が使われているものかどうかを自動確認するのだそうで、真夜中の1,2回のコールなら受話器を取られることもないので費用のかからない方法とのこと。こんなことをよく考えるものだが、掛けられる側には迷惑この上ない話。睡眠は邪魔されるし、不安にさせられる。こうして作成されたリストが企業に売られる。今や固定電話に掛かってくるのは何かの売り込みやアンケートの迷惑電話が圧倒的に多い。もう家庭用固定電話は本来の役目を終えたのではないかと思われる程だ。留守番電話機能を設定しておくと無駄にこれらが記録されて再生消去の操作が煩わしいので今は止めている。しかし、たまに本来の電話もあるので留守電機能を切っておくべきか悩む。稀にある重要な電話を逃さないようにするにはやはり留守設定すべきかもしれない。アナログ固定電話は交換設備更新の問題でNTTが数年後IP電話化を予定している。しかしNTTはその先にアナログ電話を廃止して全て光回線化する戦略だろう。だから委託業者などによる悪質な光電話勧誘が増えている。NTTにこのような勧誘について聞いたところ、アナログ回線が使えなくなると騙して変更させるような悪質な売り込みはしないよう代理店に注意はしているとのことだった。しかし悪質に近いことをやっているNTT代理店の存在も認めており、完全光電話化のためNTT自身なりふり構わないところがありそうだ。アナログ電話にしろ光電話にしろ、掛かってくる電話の殆どが迷惑電話の現状では家庭用固定電話の存在意義が今後さらに問われていくだろう。