喫煙習慣と遺伝子の関係2019年03月31日

喫煙習慣は、呼吸器疾患や心血管疾患、がんなど、さまざまな病気のリスク因子として知られている。さらに、喫煙本数と死亡率との関連を調査した研究では、1日の喫煙本数が多いほど死亡率が高いこと、また禁煙により死亡率は下がることが報告されている。また、双子を対象にした研究から喫煙習慣には遺伝子配列の個人差が影響することが明らかになっている。今回、理化学研究所の発表によると日本人約16万人の遺伝情報を用いたゲノムワイド関連解析という方法で、遺伝子配列と喫煙習慣や他の病気リスクが関係していることが見出された。今後、喫煙習慣やそれに起因する病気の予防など遺伝子情報に基づいた精密医療への応用が期待される。

日本人は欧米人に比べて喫煙率が高い。このことに日本人特有の遺伝子配列が関係していそうだ。喫煙はもともとネイティブアメリカンから伝わったものであり、彼らと日本人の遺伝子配列がもともと近いからということもあるのかもしれない。毎日歩行喫煙を続けて我が家の前に吸い殻を投げ捨てていく輩に困っているが、こういう人達には医療で治そうとする以前に道徳面での改心をさせる方法がないものだろうか?

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