運転免許の更新 ― 2021年08月26日
免許更新の時期が近づいてくると憂鬱になる。今年は更新の年で7月には高齢者講習を受けた。まだ認知症の検査は不要な年齢だがいくつかの目の検査はあった。そこでは思ったよりも視力が低下していることを認識した。車検の時期も重なったが今年の免許更新が通るかどうかのあてもないまま車検は実施。タイヤとバッテリーが駄目だということで新調したので今回は車検代も随分高くついた。これで免許が更新できなかったら全て無駄になる。元々強度の近視であったため視力検査は毎回が試練だったが、若いうちは眼鏡の度数さえ上げればいくらでも見えたのでそれほど問題でもなかった。ところが近年急に見えにくくなり、1年半前に意を決して白内障の手術をした。これでもう目の心配はないと思い込んでいたが甘かった。FT8などでパソコンを見ることが多いせいか目が疲れやすく直ぐかすむようになった。一体現在の視力はどの程度なのか確認したかったが眼科まで出向く気にもなれない。そこでネットで視力検査表を探したらいくつも見つかった。パソコンの表示サイズを基準値に設定して画面に表示し、規定距離で見ると自分で検査ができる。正確度はわからないが一応参考にはなりそうなのでこれで視力の事前確認をする。その結果幾つかのことが分かった。まず眼鏡の度を変えても改善がされないということ。具体的には眼鏡の鼻あてを外し、眼とレンズの距離を可変にして比較。レンズは眼からの距離を変えるだけで度を変えたのと近似の効果が得られる。しかしレンズの度は合っているのでレンズ位置を変えても悪化するだけだった。つまり見えないのはレンズの度の問題ではなく、眼自身の歪や視神経にあって矯正には限界があるということだった。現状では何とか基準ぎりぎりでは行けそうと確認。次に目を酷使した場合の視力低下を比較したがこれは思ったよりも差があった。検査の時は眼を最良のコンディションにしておく必要がある。今できることは眼をできるだけ休めておくことくらいなので免許更新日の前日はパソコンも一切やめて睡眠を十分に取った。そして昨日免許更新に挑む。時間は眼が疲労していない午前中にした。更新手続きの時に安全協会に入会を勧められるが断ると視力検査が厳しくなるという都市伝説?がある。しかし視力は運転の安全の基本事項であり、そんなことで検査が変えられるわけがないと見切って入会は断った。視力検査では両目で0.7片目で0.3の視力が必要とされる。一応だめもとで眼鏡なしでの検査をお願いしたら運が良いのか?すんなりと通ってしまい、免許条件から眼鏡等が外されたので大喜び。そのまま新免許をもらって帰りは初めての眼鏡なしでの運転で帰宅した。今回は一番望ましい結果となったが次回はどうなるだろうか?認知症検査も必須事項で加わるし今より更に困難となるだろう。
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