自動車への依存を断ち切る2025年06月23日

8月に車検が切れる。現在乗っているFITはもう15年になるため最後の車検のつもりで車検店に持って行った。事前チェックではバッテリーの交換が必要とのこと。バッテリーは4年前に交換したもの。エンジンの起動なども全く問題はないので替えたくないと言ったがそれでは車検を受け付けないとの返事。では車検は諦めますと答えて帰った。

仕方ないので、CMでやっているネット買取のカーネクストに車を売れるか問合せた。見積りは車の年式や走行距離、走行不具合の有無、エアコン等の動作の問題有無、ボディの傷や凹みの有無などを答える。後で外観の写真も送る必要があるが、最初の電話でのやりとりだけで5万円で引き取るとの提示。自動車税の還付手続きもしてくれるということなのでこの分も2万5千円位戻る見込み。結局即決で売却を決めた。正直、こんな古い車が売れるとは思わなかった。

任意保険については保険会社に問い合わせたら、解約により等級保存証明書を発行してくれて10年有効とのことなので後で又車を買うことになっても問題はない。

独居老人が車を持たなくなるとかなり不便ではあるが、それを補う方法もある。
市でタクシーの割引券を発行してくれるし、灯油などの重い物を運ぶにはカートを使えば良い。近距離の買物等には自転車で十分。

リタイヤ後は本当に車が必要な時など殆ど無く、車の15年間全走行距離も1万km以下だったので、多分車無しでもやっていけるだろう。むしろ、車を放置しておくことでバッテリー劣化や車体の劣化などがいつも気になり、必要も無いのに無理して定期的に乗るだけだった。植木屋やアンテナメンテ工事の車両が入る時は車の場所を移す面倒もあった。足し引きすると車が無い方がメリットは多い。高齢者としての今後の運転免許取得や運転能力の低下を考えると遅かれ早かれ車を捨てざるを得ない日は到来する。

以上から当面は車の無い生活に挑戦してみて、最悪どうしても無理だということになったら車の再購入を検討すればよいと結論。これまで半世紀以上車に依存した生活を続けてきたが、これを断ち切って車無しでの不便さや利点を実感することで新たな生き方ができるような気もする。

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