IC-705 New portable transceiver2019年08月31日

DX WORLDによればICOMよりポータブルトランシーバーIC-705が発表された。オールバンドオールモードのSDRで、HF~50MHz,144MHz,430MHzをカバーする。出力は内蔵充電池の場合5Wまで、外部電源では最大10Wまで出せる。アンテナチューナについては不明だが、写真から推定すると内蔵はせず、外付けのチューナと組み合わせるようだ。ICOMは2003年頃に八重洲無線のFT817の対抗機としてIC703を発売した。チューナ内蔵で出力10Wと、FT817にはない特徴を持っていたが筐体が大きく、バンドもHF~50MHzのみだったためかFT817には勝てず製造中止となった。あれから大分時間が経過し今回はSDR構成で登場したが、興味があるのは消費電流をどの程度まで抑えられたかという点。多分ディスプレィなどにより消費電流は大きいのではないかと思われるが、運用可能時間はリチウムイオンバッテリーにより長時間運用が期待できるか。詳細は本日のハムフェアで明らかになる。

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